伊豆大島は、黒潮の影響を受ける伊豆七島の一番上にあり、大きな火山島です。
ダイビングポイントの場所により、海流の入り方が変わるので水温や透明度の変化があります。
一年の中で陸上でも四季があるように、水中にも四季があります。
その時期によってスーツ選びや見所の生物が変わるので、それぞれをご紹介します。
<1月~3月>
*ドライスーツがメイン
*水温14~16℃
*透明度20~30m
一年のうち、一番水温が低く、透明度が抜群に良い時期です。
秋の浜にあるソフトコーラルや、野田浜やケイカイの溶岩アーチやイソギンチャクの綺麗な壁が見所です!!
王の浜には大きなテーブルサンゴがあり、伊豆大島では珍しいポイントのひとつです。
南部ポイントのトウシキは、まさに自然が繰り出す陸上から水中までダイナミックな柱状節理が楽しめるポイントです!
マクロではウミウシがメインになる事が多いですが、深海生物の到来のチャンス!でもあったりします。季節風の西風が強く吹く時期でもあるので、メインのポイントは北部エリアにある秋の浜になります。
ここ1~2年(2020~23年にかけて)、伊豆大島全体にマイワシの超大群が現れる機会が多くなりました。1月後半~2月いっぱいまでビーチポイントにて見られるようになってきました。
サーディンラン現象を狙いたい!見たい!と思うなら是非この時期に狙いましょう!
<4月~6月>
*ドライスーツ及びロクハンスーツがメイン
*水温16~18℃
*透明度10~15m
陸上が暖かくなる季節です。ドライスーツもインナーを冬用から春用に衣替えの季節です。
春濁りが気になる季節ですが、伊豆大島の海は茶色や緑色した海になることは、ほとんどありません。
ウミウシも多く、魚の幼魚たちが目立つ海にもなります。
また、毎年恒例秋の浜のアオリイカの産卵ショーも見所です。
この時期になると季節風が落ち着くので、秋の浜以外でもダイビングする機会が増えます。
<7月~9月>
*ロクハンスーツ及び5mmスーツ+フード付きベストがオススメです。
*水温20~27℃
*透明度15~20m
一年のうち一番水温が高く、ダイビングシーズン到来です!
季節来遊魚が黒潮に乗ってきたり、大物であるハンマーヘッドシャークやニタリの遭遇率が多くなる時期です。
どのポイントへも入れる季節なので、ビーチポイントを制覇するならこの時期がオススメです。
ただ、台風のシーズンでもあるので予定を立てる時は、天気予報もマメにチェックしてくださいね。
<10月~12月>
*5mmスーツ&フード付きベスト、ロクハンスーツ及びドライスーツ
*水温23~18℃
*透明度15~20m
秋になると季節風が出てきて北東風になりやすい時期です。
陸が寒くなる頃なので、休憩時は防寒対策が必要です。
水中はまだまだ暖かい潮が残っているので季節来遊魚の最後のチャンスもあります。透明度も水温も比較的安定しているので、水中写真を撮る方は一番の狙い時でもあります。
その他にも、リクエストが多いのは、カメ、ニタリ、ハンマーヘッド、フリソデエビ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ などですが、各種カエルアンコウ、カミソリウオ、ニシキフウライウオ、ウミテングや、ミナミハコフグ、イロブダイ、タテジマキンチャクダイ、サザナミヤッコなど、さまざまな魚に出会えるポイントがあります。
ダラ~~~っと泳ぐのがスキな方はもちろん、のんびりと写真を撮りたい方にもオススメです。是非!伊豆大島の海でダイビングしましょう!!
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伊豆大島ダイビングサービス
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